流域網次数解析ツール Ver1.00 for WindowsXP/2000/2003
(1)入出力条件
   本ツールはGISで一般に用いられているシェープファイル形式のデ
  ータを入力としています。また解析結果の出力形式もまた、シェープフ
  ァイル形式となります。

(2)解析対象
   本ツールの入力に指定されたシェープが持つすべてのフィーチャに
  対して処理が行われます。選択されているいないにかかわらず実行
  されます。

(3)河口位置の指定
   最下流の位置「河口位置の指定」を行うなら、その位置から放射状
  に解析が開始されます。連続しない線分は独自の流路の最上流部
   として認識され1番が振られる。

(4)断線している場合
   断線している線分は(3)に準じて独立した線分扱いとなり独立した
   流路の番号が1から振られる

(5)閉ループを含む場合
   閉ループになっている場合(原則としてこのようなデータは存在しな
  いということが前提であるが)は追跡中にすでに次数が振られている
  線分に遭遇した場合に処理を中断する仕組みになっている

(6)事前にチェックが必要
   (4)や(5)の問題がないように処理前に十分に入力データを検査
  しておく必要がある

(7)ベクトルの自動修正
   上流から下流に向かって各線分がfrom to の関係になっている
  場合は正常とし、to from になっている場合のみフィーチャを逆転さ
  せる処理を行っているので、出力シェープは 線分のベクトルが入力
  のものと変わってしまう場合があることを理解しておく必要がある。

(8)交点なし
   線分が重なっているが、そこに交点が存在しない場合は別の線分
  とみなすので支流本流の合流点とはならないので注意が必要、あら
  かじめ交点を発生させておく必要がある

(9)処理時間
   大規模なデータは処理時間がかかるので、あらかじめ分割しておく
  こと

(10)出力された属性地の修正
   出力された解析結果のシェープの属性値はEXCELで変更が可能で
  ありますが、原則としてArcView3、ArcGIS9、EmapsPro、EmapsLTや
  その他のシェープファイルを編集加工できるGISツールを用いて編集
  加工ができます

(11)解析手法
   本ツールではごく一般的な3種類の解析方法を用いています
   【ストレーラー】Strahler
     同じ次数が合流すると次数が1つ上がり、代償違う次数が合流
     すると大きい次数を引き継ぐ手法
   【シュリーブ】Shreve
     位相幾何(トポロジー)の一方向性枝路(リンク)の概念を取り入
      れた方法で、同じ次数・大小違う次数が合流した場合に双方の
     次数を加算して次数を決めていく方法である
   【シャイデッガー】Scheidegger
     支流の合流を考慮に入れストレーラの手法では成り立たなかっ
     た分配法則を取り込んでいます。シュリーブの手法同様に同じ
      次数・大小違う次数が合流した場合に、双方の次数を加算して
     求める方法ですが、次数がすべての2の累乗の形をとっていま
     す

(12)操作イメージ
   ツールの起動イメージ 参考画面1
   解析処理が終わるとダイアログがこのようになります 参考画面2




 以下に本ツールを利用する際の様々な条件や問題点を示します。